2010年11月21日日曜日

画像解像度ppiとpixelの関係



JPEG画像やJIFF画像データでの印刷の場合、解像度不足であるデータでのお申込が非常に多くなっております。

印刷では350ppi(350ピクセル・パー・インチ)での解像度を推奨致しております。
※実際には200ppi程度以上有れば、概ね問題の無い仕上がりになります。
ppiとは1インチ(約2.6cm)の中をどれくらい細かい点(pixel)で表示するかという事で、350ppiでしたら1インチの中を350個の点(pixel)で表示するという事です。
※数値が大きくなればなるほど細かい(綺麗な)データで有ると言えます。

一般に、インターネット等の画像は72ppiか96ppi程度の解像度です。
この解像度の場合、モニタ表示に最適な値のため、画面上では綺麗に見えていても、実際に印刷をすると、解像度不足であることがハッキリと分かる仕上がりになります。
※人によっては全く気にならない方もいらっしゃいますので、一概には何とも申し上げられませんが...大抵の方は「ボケている」「ギザギザしている」という印象を持たれます。
※プリンタで印字すると、実際の仕上がりに近い状態が確認出来ます。

上の「350ppiのピクセル数」を参考に、印刷しようとしている画像データの解像度が適正値かをご確認下さい。

例)35mm×70mmのステッカー用の画像でしたら、482pixel×965pixelのサイズが理想的な解像度になります。

※解像度のpixel数は絶対に推奨値で有る必要はございません。それより大きくても小さくても印刷は可能です。
※値が小さい場合はそれなりの仕上がりになってしまいます。
※低解像の画像をフォトショップで高解像に数値を変えることは可能ですが、実際には綺麗な画像にはなりません。
※画像データではなく、イラストレータのパス(ベクター)で作成されたデータは、どんなに拡大しても綺麗なデータです。




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